○副議長(
住吉新作君) 異常なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。 (職員 氏名点呼、投票)
○副議長(
住吉新作君)
投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○副議長(
住吉新作君)
投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 開票を行います。
会議規則第三十一条第二項の規定により、立会人に九番
今野清孝君、十四番中田 満君、二十八番
渡辺芳勝君を指名いたします。よって以上の方々の立ち会いをお願いいたします。 (開票)
○副議長(
住吉新作君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数二十八票、これは
出席議員数と符合いたします。うち、
有効投票二十八票、
有効投票中、
大倉富士男君二十五票、
山木雄三君一票、
相場洋子君一票、平野龍市君一票、以上のとおりであります。 この選挙の
法定得票数は七票であります。よって
大倉富士男君が議長に当選されました。 ただいま議長に当選されました
大倉富士男君は出席されておりますので、先ほどの
議長報告をもって
会議規則第三十二条第二項の告知といたします。 議場の閉鎖を解きます。 (
議場開鎖)
○副議長(
住吉新作君) この際、ただいま議長に当選されました
大倉富士男君から発言を求められておりますので、これを許します。二十四番
大倉富士男君。 (二十四番
大倉富士男君 登壇)(拍手)
◆二十四番(
大倉富士男君) 一言ご
あいさつを申し上げます。ただいまの
議長選挙におきまして、私が議員の皆様方の御推挙により
市議会議長の要職につくことになりました。まことに光栄でありまして、衷心より感謝を申し上げるとともに責任の重大さを痛感しているところであります。もとより私は、浅学非才で、何かと未熟ではありますが、皆様方の御推挙を受けました上は、新たなる決意をもって、諸先輩の功績を汚すことなく、市政の推進と議会の円滑な運営を図るため、さらなる議会の評価が高まるよう、誠心誠意努力いたす覚悟でございます。どうか、
議員各位を初め、当局並びに
報道関係各位におかれましても、なお一層の御支援と御鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、就任の
あいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○副議長(
住吉新作君) これをもって、議長の選挙は終わりました。
大倉議長、議長席にお着き願います。
----------------------------- (議長 大倉富士男君 議長席に着く)
△副議長の辞職
○議長(
大倉富士男君) この際、御報告いたします。副
議長住吉新作君から副議長の辞職願が提出されております。 お諮りいたします。この際、副議長の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってこの際、副議長の辞職についてを日程に追加し、議題といたします。まず、その辞職願を職員に朗読させます。 (職員 辞職願を朗読)
○議長(
大倉富士男君) お諮りいたします。
住吉新作君の副議長の辞職を許可することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって、
住吉新作君の副議長の辞職を許可することに決しました。
-----------------------------
△副議長の選挙
○議長(
大倉富士男君) ただいま副議長が欠員となりました。 お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってこの際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。 (
議場閉鎖)
○議長(
大倉富士男君) ただいまの
出席議員は二十八名であります。
投票用紙を配付いたさせます。 (
投票用紙配付)
○議長(
大倉富士男君)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君)
配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (
投票箱点検)
○議長(
大倉富士男君) 異常なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は
単記無記名であります。
投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上点呼に応じて順次投票願います。 点呼を命じます。 (職員 氏名点呼、投票)
○議長(
大倉富士男君)
投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君)
投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 開票を行います。
会議規則第二十条第二項の規定により、立会人に九番
今野清孝君、十四番中田 満君、二十八番
渡辺芳勝君を指名いたします。よって以上の方々の立ち会いをお願いいたします。 (開票)
○議長(
大倉富士男君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数二十八票、これは
出席議員数と符合いたします。うち、
有効投票二十五票、
無効投票三票、これは白票であります。
有効投票中、熊谷 健君二十五票、以上のとおりであります。 この選挙の
法定得票数は七票であります。よって熊谷 健君が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました熊谷 健君は出席されておりますので、先ほどの議長の報告をもって
会議規則第三十二条第二項の告知といたします。 議場の閉鎖を解きます。 (
議場開鎖)
○議長(
大倉富士男君) この際、ただいま副議長に当選されました熊谷 健君から発言を求められておりますので、これを許します。二十三番熊谷 健君。 (二十三番 熊谷 健君 登壇)(拍手)
◆二十三番(熊谷健君) 一言ご
あいさつを申し上げます。ただいま
議員各位の御推挙をいただきまして、市議会副議長に選ばれましたことは、身に余る光栄と存じ、感激いたしております。この上は市議会副議長として、
大倉議長を補佐し、議会が公正、円満に運営されますよう及ばずながら一生懸命務めさせていただくつもりでございます。どうか、皆様方の絶大なる御支援、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、副
議長就任のご
あいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)
○議長(
大倉富士男君) これをもって、副議長の選挙は終わりました。
-----------------------------
△日程第四
議会議案第六
号能代市議会委員会条例の一部改正について
○議長(
大倉富士男君) 日程第四、
議会議案第六
号能代市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。提出者の説明を求めます。 (「
説明省略」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君)
説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 お諮りいたします。本案は
委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって本案は、原案どおり決しました。 この際、ただいま決しました
委員会条例の公布手続のため、十分間、休憩いたします。 午前十一時十七分
休憩----------------------------- 午前十一時二十八分 開議
△日程第五
議会運営委員の選任
○議長(
大倉富士男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第五、
議会運営委員の選任を行います。
議会運営委員の選任については、
委員会条例第八条第一項の規定により、議長において、二番
斎藤宗一郎君、三番
畠貞一郎君、九番
今野清孝君、十三番
梅田味伸君、十四番中田 満君、二十番
武田正廣君、二十九番
小林幸一郎君、三十番
住吉新作君、以上の八名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました八名の諸君を
議会運営委員に選任することに決しました。 この際、
議会運営委員会開催のため暫時休憩いたします。 午前十一時二十九分
休憩----------------------------- 午前十一時五十九分 開議
○議長(
大倉富士男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際休憩いたします。午後一時会議を再開いたします。 午前十一時五十九分
休憩----------------------------- 午後一時 開議
○議長(
大倉富士男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際暫時休憩いたします。 午後一時
休憩----------------------------- 午後一時三十五分 開議
○議長(
大倉富士男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、御報告いたします。
委員会条例第九条第二項の規定により、
議会運営委員会において委員長及び副
委員長互選の結果、委員長に
梅田味伸君、副委員長に
畠貞一郎君が選任されましたので報告いたします。
-----------------------------
△議席の変更
○議長(
大倉富士男君) お諮りいたします。この際、議席の一部変更についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってこの際、議席の一部変更についてを日程に追加し、議題といたします。三番
畠貞一郎君を十二番に、四番
山木雄三君を二十四番に、十二番
平山清彦君を十七番に、十七番
工藤勇男君を二十六番に、二十四番
大倉富士男を四番に、それぞれ変更いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。ただいま決定いたしました議席にお着き願います。
-----------------------------
△日程第六
常任委員の選任
○議長(
大倉富士男君) 日程第六、
常任委員の選任を行います。 お諮りいたします。
常任委員の選任については、
委員会条例第八条第一項の規定により、
総務委員会委員に後藤健君、
大倉富士男、柳谷 渉君、
平山清彦君、
武田正廣君、
戸松正之君、
住吉新作君、
福祉環境委員会委員に
塚本民雄君、
原田悦子君、
梅田味伸君、
佐藤幹雄君、矢田部昌君、
松谷福三君、熊谷 健君、
教育産業委員会委員に
斎藤宗一郎君、
今野清孝君、
畠貞一郎君、中田 満君、
工藤勇男君、
相場洋子君、
小林幸一郎君、
建設委員会委員に
伊藤洋文君、平野龍市君、
藤原良範君、
畠山一男君、竹内 宏君、
山木雄三君、
渡辺芳勝君、以上それぞれ指名いたします。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれの
常任委員会委員に選任することに決しました。 この際、各
常任委員会の委員長及び副
委員長互選のため暫時休憩いたします。 午後一時三十八分
休憩----------------------------- 午後二時 開議
○議長(
大倉富士男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、御報告いたします。
委員会条例第九条第二項の規定により、各
常任委員会において委員長及び副
委員長互選の結果、
総務委員会の委員長に柳谷 渉君、副委員長に後藤 健君、
福祉環境委員会の委員長に
佐藤幹雄君、副委員長に
塚本民雄君、
教育産業委員会の委員長に
工藤勇男君、副委員長に
斎藤宗一郎君、
建設委員会の委員長に
藤原良範君、副委員長に
伊藤洋文君、以上それぞれ選任されましたので御報告いたします。
-----------------------------
△日程第七
ニューライフセンター建設特別委員の辞任について
○議長(
大倉富士男君) 日程第七、
ニューライフセンター建設特別委員の辞任についてを議題といたします。 本日付で、
ニューライフセンター建設特別委員の
原田悦子君、
藤原良範君、
平山清彦君、竹内 宏君、熊谷 健君、
渡辺芳勝君から
ニューライフセンター建設特別委員を辞任したい旨の願い出があります。 お諮りいたします。以上六名の諸君の
ニューライフセンター建設特別委員の辞任を許可することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって、以上六名の諸君の
ニューライフセンター建設特別委員の辞任を許可することに決しました。
-----------------------------
△
ニューライフセンター建設特別委員の選任について
○議長(
大倉富士男君) ただいま
ニューライフセンター建設特別委員六名が欠員となりました。この際、
ニューライフセンター建設特別委員の選任についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって、
ニューライフセンター建設特別委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたします。 お諮りいたします。
ニューライフセンター建設特別委員の選任については
委員会条例第八条第一項の規定により、九番
今野清孝君、十二番
畠貞一郎君、十五番
畠山一男君、十八番
佐藤幹雄君、二十番
武田正廣君、二十一番
松谷福三君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
今野清孝君、
畠貞一郎君、
畠山一男君、
佐藤幹雄君、
武田正廣君、
松谷福三君を
ニューライフセンター建設特別委員に選任することに決しました。
-----------------------------
△日程第八 表彰状の伝達
○議長(
大倉富士男君) 日程第八、表彰状の伝達を行います。去る四月十七日、盛岡市で開催された
東北市議会議長会定期総会と、五月二十八日、東京都で開催された
全国市議会議長会定期総会において表彰状の贈呈が行われました。まず、
東北市議会議長会の
本市関係では、議員六年以上の
勤続表彰として
今野清孝君、
藤原良範君、
平山清彦君、
梅田味伸君、中田 満君、
畠山一男君、柳谷 渉君、矢田部昌君、
大倉富士男、
戸松正之君、また
全国市議会議長会の
本市関係では、議員十年以上の
勤続表彰として
武田正廣君、
松谷福三君、
工藤勇男君、
渡辺芳勝君、
小林幸一郎君に表彰状が贈呈されました。 これよりその伝達を行います。 (職員
受賞者武田正廣君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状 能代市
武田正廣殿 あなたは
市議会議員として十年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第七十三回
定期総会にあたり
本会表彰規程により表彰いたします 平成九年五月二十八日
全国市議会議長会会長嶋村勝夫」(拍手) (職員
受賞者松谷福三君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状 能代市
松谷福三殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者工藤勇男君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状 能代市
工藤勇男殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者渡辺芳勝君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状 能代市
渡辺芳勝殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者小林幸一郎君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状 能代市
小林幸一郎殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者今野清孝君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状
能代市議会議員今野清孝殿 あなたは
市議会議員として六年以上在職し地方自治の進展に尽くされた功績は誠に顕著であります よって第四十九回
定期総会にあたり記念品を贈り表彰いたします 平成九年四月十七日
東北市議会議長会会長 弘前市議会議長吉谷四郎左衛門」(拍手) (職員
受賞者藤原良範君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状
能代市議会議員藤原良範殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者梅田味伸君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状
能代市議会議員梅田味伸殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者中田 満君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状
能代市議会議員中田 満殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者畠山一男君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状
能代市議会議員畠山一男殿 以下同文」(拍手) (職員
受賞者柳谷 渉君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状
能代市議会議員柳谷 渉殿 以下同文」(拍手) (職員 受賞者
平山清彦君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状
能代市議会議員平山清彦殿 以下同文」(拍手) (職員 受賞者矢田部昌君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状
能代市議会議員矢田部昌殿 以下同文」(拍手) (職員 受賞者
戸松正之君を呼ぶ)
○議長(
大倉富士男君) 「表彰状
能代市議会議員戸松正之殿 以下同文」(拍手) (副議長 熊谷 健君議長席に着く) (職員 受賞者
大倉富士男君を呼ぶ)
○副議長(熊谷健君) 「表彰状
能代市議会議員大倉富士男殿 以下同文」(拍手) (議長
大倉富士男君議長席に着く)
○議長(
大倉富士男君) これをもって表彰状の伝達を終わります。
-----------------------------
△日程第九
能代山本広域市町村圏組合議会議員の選挙(二名)
○議長(
大倉富士男君) 日程第九、
能代山本広域市町村圏組合議会議員二名の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第百十八条第二項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって議長において指名することに決しました。
能代山本広域市町村圏組合議会議員に中田 満君、矢田部昌君を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました中田 満君、矢田部昌君を当選人と定めることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました中田 満君、矢田部昌君が
能代山本広域市町村圏組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました方々は出席されておりますので、先ほどの
議長報告をもって
会議規則第三十二条第二項の告知といたします。
-----------------------------
△日程第一〇
能代市外五ケ町村衛生事務組合議会議員の選挙(一名)
○議長(
大倉富士男君) 日程第一〇、
能代市外五ケ町村衛生事務組合議会議員一名の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第百十八条第二項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって議長において指名することに決しました。
能代市外五ケ町村衛生事務組合議会議員に
梅田味伸君を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
梅田味伸君を当選人と定めることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました
梅田味伸君が
能代市外五ケ町村衛生事務組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました
梅田味伸君は出席されておりますので、先ほどの
議長報告をもって
会議規則第三十二条第二項の告知といたします。
-----------------------------
△日程第一一
能代地区消防一部
事務組合議会議員の選挙(五名)
○議長(
大倉富士男君) 日程第一一、
能代地区消防一部
事務組合議会議員五名の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第百十八条第二項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって議長において指名することに決しました。
能代地区消防一部
事務組合議会議員に
伊藤洋文君、
今野清孝君、竹内 宏君、
戸松正之君、
住吉新作君を指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
伊藤洋文君、
今野清孝君、竹内 宏君、
戸松正之君、
住吉新作君を当選人と定めることに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました
伊藤洋文君、
今野清孝君、竹内 宏君、
戸松正之君、
住吉新作君が
能代地区消防一部
事務組合議会議員に当選されました。 ただいま当選されました方々は出席されておりますので、先ほどの
議長報告をもって
会議規則第三十二条第二項の告知といたします。
-----------------------------
△日程第一二 次の
農業委員会委員の推薦について
○議長(
大倉富士男君) 日程第一二、次の
農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。 お諮りいたします。推薦の方法は、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって議長において指名いたします。議会から推薦する次の
農業委員会委員に
工藤勇男君、
松谷福三君を指名いたします。ただいま指名いたしました
工藤勇男君、
松谷福三君を議会から推薦する次の
農業委員会委員に決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって議会から推薦する次の
農業委員会委員には
工藤勇男君、
松谷福三君を推薦することに決定いたしました。
-----------------------------
△日程第一三 提出議案に対する市長の説明
○議長(
大倉富士男君) 日程第一三、提出議案に対する市長の説明を求めます。 (市長 宮腰洋逸君 登壇)
◎市長(宮腰洋逸君) 平成九年六月定例会の開会に当たり、予算案並びに諸議案の説明に先立ち、三月定例会以降の市政及び諸般の動きについて、その大要を御報告申し上げます。 初めに、去る五月十一日鹿角市八幡平で発生した地滑り・土石流災害により、家屋の倒壊、道路の寸断、河川のはんらん、土砂等の堆積など甚大な被害が出ております。鹿角市並びに被災及び避難生活を送る方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。また、この大規模な土石流により、米代川は一時汚濁が進んだため、建設省能代工事事務所では中下流部の三地点で、秋田県では米代川水系の上流部の五地点で、災害発生の翌日、それぞれ水質調査を行っておりますが、市といたしましても独自に二地点で水質調査をいたしております。その結果、一部重金属が検出されましたが、その後、五月二十三日に実施した市の調査では、建設省及び秋田県の五月二十二日の調査同様、重金属は調査全地点で検出限界以下と改善されております。また、上水道については、原水及び給水を五月十四日に採取し、精密検査したところ、四十六項目のすべての項目において、水道法による水質基準に適合している結果が出ておりますので御報告いたします。今後とも、土石流災害現場の動向に注目しながら、水質の監視を続けてまいりたいと考えております。 次に、第三次能代市行政改革については、昨年末に行政改革推進委員会の審議を経て大綱を取りまとめ、平成九年度から十二年度までの四カ年で、能代市行政改革推進本部を推進主体として全庁体制で推進を図ることとしておりますが、去る六月三日には、行政改革推進委員会を開催し、本年度における取り組み項目や実施内容などを報告したところであります。 また、情報公開の制度化のためには、整備しなければならない諸段階があり時間を必要とするので、その前に部分的でも公開できる手法のあるものは公開するべく早速検討に入っておりましたが、食糧費及び飲食を伴う交際費支出について本年九月ころを目途に閲覧できるよう準備を進めております。食糧費については、市主催で「酒食を伴うもの」及び「茶菓・弁当を提供したもの」すべてを対象とし、その内容は会議名、開催日時、場所、相手方及び市の出席者等の職名、請求金額の内訳などとする考えであります。 秋田新幹線の延伸運動についてでありますが、去る六月二日、秋田新幹線延伸早期実現能代山本期成同盟会総会を開催し、平成九年度事業計画及び収支予算について承認をいただいたところであります。県在来幹線鉄道高速化推進検討委員会が本年三月に公表した奥羽北線(秋田・東能代間)のミニ新幹線化に係る需要予測、事業採算性の試算結果は厳しいものとなっておりますが、新幹線の延伸は能代山本地域の発展を図るためには、ぜひとも必要な高速交通基盤整備の一つであり、長期的課題として、さらに地域が一丸となって粘り強く運動を継続していくことを確認するとともに、能代市、山本郡内の全世帯を対象に署名運動を実施しながら、国、県、JRなど関係機関に対して早期延伸実現を強く働きかけることにしたところであります。また、同盟会としても需要創出に向けた調査、研究を進めるとともに、沿線市町村が結束していくため、南秋田郡地域への運動参加を働きかけながら積極的な運動を展開してまいりたいと考えております。 大館能代空港でありますが、運輸省の羽田空港政策枠の配分により、乗り入れ航空会社が「エアーニッポン株式会社」に決定されるとともに、去る四月二十五日には空港ターミナルビルの起工式も行われ、いよいよ平成十年七月開港が現実のものとなってまいりました。五月二十七日開催された大館能代空港建設促進期成同盟会では、開港を一年後に控え、会の名称を大館能代空港利用促進協議会に改めるとともに、今後は空港需要の拡大を促進しながら東京便一日二往復の確保と大阪便等の路線の新設に向け、引き続き運輸省、航空会社等への陳情活動を強力に展開するほか、需要の掘り起こしと需要減少が懸念される冬場の利用客の確保に向けた冬季観光の調査、研究などの空港利活用推進事業に取り組むこととしております。 (仮称)能代ニューライフセンター計画についてでありますが、建設予定地の旧民生病院跡地については、所有者である厚生省と去る三月二十六日土地売買契約を締結し、二十八日に所有権移転登記を終了しております。建設着工までは、子供の遊び場として開放し、また周辺自治会等がイベント開催場所等として活用する場合には、臨時的な使用に供してまいりたいと考えております。今後の計画の進め方等についてでありますが、これまで施設構成等の基本的方向について議会の御審議をいただいてまいりましたが、引き続き本年度中に基本計画を策定し、その後基本設計、実施設計へと進めてまいりたいと考えております。基本計画は、要介護及び痴呆性高齢者を対象とするデイサービスセンター、高齢者の憩いと交流の場としての高齢者友愛センター、保育所、高齢者用及びファミリー用の市営住宅並びにボランティアスペース、集会・交流スペース等を合築する複合施設を想定し、計画条件としての施設の規模、内容、配置の設定及び特徴づけ等、整備の基本方針のほか、建築基本計画としての意匠、構造、設備、維持管理計画等を予定しており、本定例会に関係予算を計上しておりますのでよろしくお願い申し上げます。 学校法人能代文化学院で進められている(仮称)能代山本高等看護学校についてでありますが、四月七日付で、県より同学院に対し、国が設置計画を了承した旨の通知がありましたので、市では土地を無償貸し付けすることとし、実習病院として予定されている山本組合総合病院の隣接地の用地買収、造成工事を完了し、貸し付けいたしました。同学院ではこれを受けて、校舎本体の建設工事に着手しており、来年一月末には完成する予定と伺っております。なお、同学院から能代市と山本郡の町村に要望があった建設費の補助金一億二千万円については、さきに各町村との協議により山本組合総合病院建設時の負担割合の例によることとしており、これにより本市の補助金額は八千六百三十四万円となります。この負担方法については、同学院が金融機関から借り入れし、その元金と利子相当分を五年程度の分割で助成することで検討しており、本年度分の助成については町村と歩調を合わせ、九月補正予算で対応してまいりたいと考えております。 次に、国民健康保険事業につきましては、被保険者数は依然として減少しておりますが、その中で高齢者の加入は年々増加しており、平成八年度においては、一人当たりの医療費は、退職被保険者分は一・五%、老人被保険者分は二・四%と低い伸率となりましたが、一般被保険者分は入院日数の増等により九・五%と大きく伸びております。八年度の国民健康保険事業特別会計の決算見込みでは、保険税の収納率はペナルティーを課せられない九三%を確保できたことと、国からの普通調整交付金などにより繰越金の増額が見込める状況となりました。九年度予算については、八年度の決算見込みの状況を踏まえ、予備費に当初予算で計上できなかった保険給付費の三%相当分を確保し、繰越金も一億七千万円を計上することができましたことから、この機会に国から強く指導されている応益、応能割合の見直しを行い、応益割合を高めるために応能割の中の資産割課税を廃止することとし、関係条例を本定例会に提案しております。この改正に伴い、応益割合は、改正前の三〇・三五%から改正後は三三・一六%となる見込みであり、この資産割課税廃止により、土地、家屋を所有しているが所得の少ない世帯や高齢者世帯の負担が軽減され、より納税しやすくなるものと考えております。 能代市外五ヶ町村衛生事務組合の北部粗大ごみ処理工場で、去る五月十六日午後二時四十五分に爆発事故が発生いたしました。事故の原因は、小型携帯ガスボンベによるものと特定しましたが、これは、ルールを守らずに、市内のごみステーションに巧妙に隠して出された収集対象外のガスボンベを、委託収集業者が気づかずに工場に搬入したことによるものであります。工場では、受入ホッパに投入されたごみの中に危険物等が混入していないか、作業員が厳重にチェックし破砕機の受入コンベアに送りますが、この作業工程でも発見されずに破砕機に送られたガスボンベが破砕され、ガスボンベの中に残っていたガスが急激に気化し、引火、爆発事故となったものであります。安全装置等が作動し、幸い作業員にけがはありませんでしたが、工場は損害を受け、処理不能となりました。調査の中で、収集した地域を特定することができたため、即日、自治会を通じて注意し、指導を行うとともに、不燃ごみにつきましては、復旧までの期間、工場内に積み置きすることとし、通常どおりの地域収集を実施いたしました。なお、工場は五月二十九日に修理を終え、慎重に試運転を行い、異常がないことを確かめて、六月二日から処理を再開しております。これからも正しいごみの出し方について、周知に努めるとともに、収集段階や工場でのチェックの強化を図ってまいりますが、やはり基本は、市民一人ひとりがごみを出す際のルールを守り、自治会やステーションを利用している方々に迷惑をかけることのないようお互いが正しく出すことでありますので、市民の皆様には、なお一層の気配りと御協力をお願い申し上げます。 次に、有限会社能代産業廃棄物処理センターについて御報告いたします。先月末の新最終処分場の浸出水の漏出問題についてですが、市民団体からの申し入れを受けた能代保健所が五月二十九日夕方に漏出の確認をし、市においては、その翌日に保健所と立入調査に同行した際、当該処分場第二工区堤体底面部遮水シートの溶着部四カ所からの漏出を確認しました。この漏出については、市が確認するまで同処理センターからは一切報告がなく、その後の説明によると、四月上旬に今回確認した個所とは別の個所からの浸出水の漏出を事業者が既に発見し、この時漏出した汚水を外側に設置されたU字溝で受け、既存の汚水処理の送水ルートに乗せ、大館沢への流出を防ぐとともに、漏水個所の遮水シートの修理と埋立処分場内に発生したガスを抜くためのガス抜き管の取りつけを行い、四月末ころまでに修理を完了したとのことでありました。しかし、五月の連休明けに再び今回確認された四カ所のうち三カ所からの漏出を発見したものの、そのころ発生した遮水壁第三工区築造予定地南端の大館沢斜面の土砂崩れの復旧作業に追われ、また遮水シート施工業者の修理日程の調整がつかず、そのままの状態で五月末に至った、と同処理センターから説明がありました。県では調査を踏まえ、五月三十日付で同処理センターに対し、「一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める命令」に規定する維持管理に関する技術上の基準に適合していないとして、五月三十一日から七日間の当該処分場の使用の停止命令を出しました。市においては、同処理センターの最高責任者に対し、六月三日付で、このたびの事態は協定を締結している当事者間の信頼関係を損ねる大変遺憾なこととして、当該処分場の維持管理上の不手際がさらに市民不安を増長させているので、浸出水漏出箇所の修理と今後二度と発生しないよう施設の総点検に全力を挙げるとともに、一刻も早い信頼回復に努めるよう厳重に申し入れをするとともに、事態が発生した際の処置について早急に関係機関に報告し、適切な指導を受け入れる体制づくりに努めるよう、強い申し入れを行ったところであります。また、県知事に対しては、これまで同処理センターは再三にわたり環境問題が生じ、その都度、指導、監督の責任にある県当局にその責務の完全遂行を申し入れてきましたが、改めて今後二度とこのような事態が発生しないよう同処理センターに対するさらなる厳重な監督、指導を要請いたしました。五月末の段階で確認された浸出水の漏出箇所の修理については六月四日までにはほぼ終わりましたが、それと並行して当該処分場の遮水シート溶着部全長約百七十メートルについて点検が行われ、五十一カ所でシートを重ね合わせ、溶着した部分から漏水が認められたので、直ちに修復に着手、六月九日までに修理を終わっております。数次にわたる管理上の不全の反省に立ち、県では新たに六月六日付で、シートの漏水に結びつく処分場の不適切な維持管理について、その具体的改善措置に早急に着手し、七月七日までに終えるよう命令したところであります。なお、本年一月上旬に着工された遮水壁築造工事(第三工区)の本体工事は、当初五月中旬に着手する予定となっていましたが、土木工事に約一カ月程度おくれがあり、六月中旬に着手するとの工程の変更報告がありました。 本年の稲作は、育苗期に一部発芽不良も見られましたが、心配された苗不足までには至らず、田植えは平年並みに推移し、五月二十日以降に断続的に低温の日があったものの、五月二十五日には終期を迎えております。その後の苗の活着はおおむね順調に進んでおりますが、気象台の六月から八月までの三カ月予報によると、低温の予報が出ておりますので、基本技術の励行と気象変動に対応し得る栽培管理の徹底を関係機関、団体と一体となって、指導してまいる所存であります。 農業を取り巻く状況は、国際化、自由化の中で、大変厳しい時代を迎えており、これに対応するために農業協同組合では規模拡大による体質強化を図るため、全国的に合併が進められております。当能代山本地区においても、時代の変化や組合員のニーズに応じた組織の再整備が求められ、これに対処するため、八農協が一丸となって広域合併を推進するべく、五月二十三日、山本地区広域JA合併推進協議会が設立されております。この協議会においては、各農協の財務確認や合併後三カ年の経営計画策定等に取り組むこととしており、平成十年四月一日の合併を目途とし、本年十一月の合併予備契約調印、さらには各農協合併臨時総会に向けて具体的な論議に入ると伺っており、同協議会の積極的な活動を期待するものであります。 県では、平成九年度中に能代港を対象に臨海部の活性化計画を策定するためのプロジェクト調査を実施する旨の連絡がありました。この調査は、長期港湾政策及び第九次港湾整備五カ年計画のための新たな課題に対応するため、港湾における空間整備の戦略的手段として実施されるもので、産業構造等の変化に伴い、港湾としての機能の見直し、港湾全体を活性化するための調査であり、市としても能代港の利活用を促進するために、大いに期待できるものと考えております。なお、本定例会に関係予算を計上しておりますので、よろしくお願い申し上げます。 また、大蔵省函館税関秋田船川税関支署能代出張所は、昭和四十九年に能代港の開港と同時に本市に設置され、その後秋田支所の統合により一部名称の変更があり、現在に至っておりますが、今回国の行政改革に伴い同出張所が廃止の意向である旨、昨年十一月秋田船川税関支署から伝えられ、早速、大蔵省等関係機関に、能代商工会議所と連名で出張所の存続について要望しておったところであります。大変残念なことでありますが、五月八日に同支署から、大蔵省における出先機関整理の一環として七月一日付で廃止が決定されましたが、このことにより実際の通関業務内容については低下させることはないよう十分配慮、対応するとの連絡がありました。通関業務量等の状況によっては、再設置の可能性も考えられるとのことでありますので、今後の能代港の利活用促進を期待し、市としても従来どおり、各種業務指定事項等については、引き続き関係機関にお願いしてまいる所存であります。 能代火力発電所三号機に係る電源立地促進対策交付金についてでありますが、三号機の建設計画は出力六十万キロワットで、着工が平成十一年十月、十六年三月運転開始予定となっております。この三号機建設に係る電源交付金は現行制度では、能代市分は総額で十三億二千万円の交付が見込まれ、着工年度である十一年度からの交付が可能とされております。このたび、県から関係市町村の電源交付金整備計画策定に向けた作業スケジュールの案が示されましたので、本市においても内部検討を進めてまいりたいと考えております。 また、神戸市から、来る七月十七日から二十一日まで開催される第二十七回神戸まつりのメインフェスティバル「日本の夜祭の部」に能代七夕の出演依頼があり、本町の七夕が出演するということで報告を受けております。能代の七夕がこのような機会にPRできることは、大いに歓迎すべきことであり、市といたしましても相模原ねぶたカーニバル同様に連絡調整等について協力をしていく考えであります。今後とも、このような交流の輪がさらに大きく広がってくれることを願うものであります。 おなごりフェスティバルは、平成元年から電源地域産業育成支援事業費補助金を受けて開催されておりました。この補助金は八年度で最後とされておりましたが、市では再三再四にわたり支援の継続を要請してまいりましたところ、このたび関係者の御理解により、昨年度よりは若干減額となりましたが、この補助金を受けることができることになりました。風の松原フェスティバルや産業振興展等を加えた'97おなごりフェスティバルとして開催されることになりますが、県内外からの誘客もあり、今回で十回目を迎え、定着しているイベントでありますので、引き続き開催されることになったことは大変喜ばしいことと考えております。 次に、長崎地区土地区画整理事業についてでありますが、去る三月七日に施行区域決定の告示をし、現在は、建物移転補償費算定の基礎となる現況調査に着手しております。また、幹線となる中和通り線に係る県の公共施設管理者負担金が内定を受けましたことから、九月ころを目途に事業計画の認可を得たいと考えております。向能代地区土地区画整理事業につきましては、幹線道路のルートを含めた住民説明会を五月十九日から二十九日にわたり開催いたしております。今後も、関係者の皆様の御理解を得るために必要の都度、説明会を開催するとともに、諸準備を進めてまいりたいと存じます。 交通死亡事故についてでありますが、五月末日現在、能代警察署管内の犠牲者は、近年死亡事故が多かった昨年の同期と同じ六名となっており、異常なぺースで発生しております。内訳を見ますと、市内で発生した死亡事故が三件で、市民の犠牲者が一名となっております。このため、本市ではこれまで、広報「のしろ」での啓発、交通安全旗の掲揚、交通指導隊による街頭指導等を実施し、交通安全を呼びかけたところです。今後とも関係機関と緊密な連携を図り、交通ルールとマナーの実践を訴え、交通安全活動を展開していく所存でありますが、各家庭、職場及び地域におきましても、交通ルールの遵守と交通事故防止の自覚を高めてくださるよう切にお願い申し上げるところであります。 また、五月二十六日には、地震、津波、火災などの災害を想定した第十四回能代市防災訓練を実施し、大きな成果を納め終了することができました。訓練に御参加、御協力いただきました関係機関、団体や自治会の皆様方に対し厚くお礼申し上げます。今回の訓練は、秋田海上保安部などの御協力を得て、津波及び漁船火災を想定した海難救助訓練を特別に実施したほか、特別養護老人ホーム「海潮園」の入所者避難訓練も実施いたしました。「災害は忘れた頃にやってくる」の言葉どおり、日常のたゆまぬ訓練や防災の心構えが基本であり「我が生命は自分で守る、我がまちは自分たちで守る」という決意を新たにいたしたところであります。 水道事業につきましては、五月十三日に給水区域内の一部において濁り水が出てしまい、市民の皆様に御迷惑をおかけしました。この原因につきましては、米代川の濁度が急激に上昇したため、処理量及び薬品投入量を調整しながら浄水に努めましたが、仁井田、臥竜山両浄水場の処理能力と配水量の需給バランスが崩れたことにより、流速の変化から配水管内のさびによる濁りが生じたものであります。直ちに配水管の洗浄を行うとともに、このたびの経験を無にすることなく、適切な管理運営に努めてまいりたいと存じます。 一般ガス事業の料金体系につきましては、昨年八月から複数二部料金制度を導入しておりますが、このたび、簡易ガス料金体系につきましても通商産業省の方針により、全事業者が料金の透明性と明確性をより一層確保するため、複数二部料金制度へ移行する手続を進めているところであります。今回の改正は、料金体系の変更だけであり、平均改定率はゼロ%にすることとし、料金の設定に当たっては、現行の最低使用料金より上回ることなく使用者の急激な負担を避けるとともに、逓減方式であること等に配慮しております。この制度導入等に伴う関係条例を本定例会に提案しております。 次に教育関係についてでありますが、東雲中学校の改築につきましては、教育委員会では、できれば平成九年度中に基本設計を予算計上できるよう、東雲中学校校舎改築期成同盟会と話し合いを進めておるところであります。 いじめ・不登校児童生徒対策につきましては、全国的にいじめや不登校の児童生徒は増加の傾向にあります。それだけに本市においても実態を把握するために、月初めには、各学校からいじめの有無や月に十日以上欠席した児童生徒数の報告を受けて、それを分析し、対応しております。 登校拒否(不登校)児童生徒をもつ保護者の会「家族ネットワーク能代」は、本年度も毎月第三土曜日に開催され、我が子の実情を語り合いながら、指導者から適切な助言を受けるという会ですが、中には回復の兆しが見え始めたとの報告を聞いております。平成八年度に開設された適応指導教室「はまなす広場」には、本年度六人の入級者がありましたが、現在三人が回復し、学校に登校するという効果を上げており、さらに九年度と十年度の二年間にわたって、向能代小学校と東雲中学校をいじめ・登校拒否対応研究委嘱校として指定し、いろいろな事例や対応のあり方等について、研究の成果を広く提供していただくことにしております。 また、中国から永住帰国し、日本語指導を必要とする児童生徒についてでありますが、渟城第一小学校に一月から四月にかけて編入学した四人の児童に対しては、県教育委員会より教員が特別に配置されましたので、日本語指導の実務的な研修を積みながら、その指導に当たっております。また、能代第一中学校では、渟城第一小学校同様、特別に教員が配置されましたので、日本語指導とあわせて、生徒が自己の進路を適切に選択できるように進路指導の充実にも努めております。今後も県教育委員会と連携を図るとともに、民間ボランティアの方々の御協力をいただくなど、地域、学校、行政が協力し合いながら、外国から帰国する児童生徒の受け入れと、それに伴って生じるさまざまな課題に対して適切に対処してまいりたいと考えております。 落合地区スポーツゾーンに建設しました能代市土床体育館は三月十七日に完成し、四月十六日から十八日の三日間を一般見学会として開放、百十四人の見学者が訪れたほか、同体育館は、本市にとって初めての施設ですので、四月いっぱいは施設のPRとしてゲートボール協会、テニス協会、グラウンドゴルフ愛好会など、十八団体二百十人に試験的に使用していただきました。この施設のポイントである土床の使用面で特に支障もなく一応の評価を得、予定どおり、五月一日にオープンし、竣工記念ゲートボール大会を開催いたしました。オープン後の五月中の利用状況でありますが、野球、テニス、ゲートボール、サッカーなど三十五団体、四百七十八人となっており、今後もスポーツ愛好者や学校の部活動を初め「アリナス」で合宿する方々にも幅広く御利用いただき、スポーツ振興に加え、市民の健康の維持・増進につながることを期待いたしておるところであります。 次に、五月三日から五日まで能代市総合体育館で開催されました「第十回能代カップ高校選抜バスケットボール大会」は、延べ一万一千人を超える過去最高の観客の中で、熱戦が繰り広げられました。十周年の節目を迎えた今回は、国際交流大会として米国のティーツクリーク高校、中国の北京市高校選抜の外国二チームと国内の強豪三チームを招待し、能代工業高校を含む六チームでリーグ戦が行われました。結果は、能代工業高校が昨年に引き続き四回目の優勝を果たしております。さらに、期間中には高校男女、中学選抜のほか、スポーツ少年団の試合も行われ、会場を一層盛りたてたことは、底辺拡大、競技力の向上、市民参加の促進などバスケの街づくり事業がさらに推進されたものと確信しておるところであります。 また、能代市体育協会が、創立五十周年を迎え、七月五日に記念事業として、帝京大学柔道部所属の「やわらちゃん」こと田村亮子選手を招き、記念講演と実技指導を行う企画をされており、これからの次代を担う青少年に夢を与えるばかりでなく、躍動するスポーツの街づくりを目指す本市にとりましても意義あるものと考えております。 市では、国の来年度予算の概算要求に向けた取り組みとして、去る五月十三日、国、県に対する要望事項を県知事に提出いたしました。要望事項は、全部で四十三項目となっており、このうち、重点かつ緊急に措置していただきたい項目として、重要港湾能代港の整備促進、日本海沿岸東北自動車道の早期完成、秋田新幹線の延伸など高速交通体系の整備促進、木材高度加工研究所を生かしながら白神山地の生態系研究も見据えた木質関連学部等大学等高等教育機関の設置、(仮称)能代山本高等看護学校運営への支援、特別養護老人ホーム建設枠の拡大、県立能代養護学校への幼稚部の設置、新規項目として木のまちづくり推進事業への支援、能代山本スポーツリゾート構想の着実な推進と平成十九年国体を見据えたスポーツ研究所・スポーツ関連専門学校の設置など十二項目について、県知事に直接内容を説明し、要望をいたしたところであります。議員の皆様におかれましても、御支援、御協力のほど、よろしくお願い申し上げる次第であります。 私事になりますが、全国市長会では、住民の多様なニーズに対応した合理的な都市経営と魅力あるまちづくりを進めるため、米国、カナダ都市行政調査団を派遣することになり、調査団の一員として、私と産業部長が参加することといたしました。期間は、七月十一日から二十二日までの十二日間で、ワシントン、ボルティモア、ベイヨン、オタワ、ハル市などを訪問し、行財政システム、ウォーターフロント開発、環境保全の実態などを視察する予定であります。それぞれの都市において、地域資源や地域環境を生かした個性的なまちづくりの取り組み状況を拝見してまいりたいと考えております。 次に、専決処分の承認を求めることについて、概要を申し上げます。 承認第一号は、能代市市税賦課徴収条例の一部改正の専決処分で、「地方税法及び国有資産等所在市町村交付金の一部を改正する法律」及び関係省令が平成九年四月一日に施行されたことに伴い、九年度分の個人市民税の特別減税の廃止や税源の均衡を図るための税率の変更、固定資産税の負担の軽減を図るための調整措置などについて緊急に条例改正の必要があるため専決処分したものであります。 承認第二号は、平成八年度一般会計補正予算の専決処分で、歳入では、三月定例会終了後に決定した病原性大腸菌O-157関連の学校給食設備整備費補助金及び地方債の増額に伴う財政調整基金からの繰入金の減額であり、歳出では、老人保健医療特別会計繰出金の追加及び下水道事業特別会計繰出金の減額計上であります。 承認第三号は、平成八年度下水道事業特別会計補正予算の専決処分で、地方債の決定による地方債の増額とこれに伴う一般会計繰入金の減額であります。 承認第四号は、平成八年度老人保健医療特別会計補正予算の専決処分で、医療費の増により支払いに不足が生じましたので、緊急に必要な経費を専決処分したものであります。 承認第五号は、平成九年度老人保健医療特別会計補正予算の専決処分で、老人保健医療特別会計の八年度医療費が確定いたしましたが、支払い側の医療費の負担が概算払い制になっておりますので、決算見込みにおいて歳入不足を来し、その分について九年度会計より繰上充用するため、やむを得ず専決処分したものであります。 次に、平成九年度一般会計補正予算案の概要を御説明いたします。 このたびの補正予算案は、これまでに国、県から内示等を受けた事業について所要額を計上したほか、市単独事業については、当面、緊急を要するものについて補正計上いたしております。 まず、歳入についてでありますが、主なものとしては、実賦課が出たことにより増となりました固定資産税、税率の変更による市たばこ税、内示のありました電源地域産業育成支援事業費国庫補助金及び長崎地区土地区画整理事業費県負担金、地域総合整備資金貸付事業債等を計上しております。なお、税制改正による市民税及び前年度繰越金二億三百三十三万七千円については、後日計上させていただきます。 次に、歳出の主なものについて御説明いたします。 総務費においては、柳町と隣接する畠町地区のホテル建設に対する地域総合整備資金貸付金七千万円及び(仮称)能代ニューライフセンター基本計画策定費一千万円を計上したほか、固定資産台帳登録状況明細書による過年度還付金四百八十五万八千円等を計上しております。 民生費においては、
財団法人自治総合センターのコミュニテイ助成事業が内定いたしましたので、社会福祉活動用機材事業として声の広報製作費及び在宅福祉サービス促進事業費等を計上しております。 衛生費においては、中央衛生処理場建設費の国庫補助事業費が増額配分になったことによる能代市外五ヶ町村衛生事務組合負担金一千二百五万七千円等を計上しております。 商工費においては、いずれも事業費の内定によるものでありますが、重要電源等立地推進対策事業費の追加として木のまちづくり推進事業費三百十八万七千円、能代港利活用促進事業費六百二十七万一千円及び電源地域産業育成支援事業費補助金('97おなごりフェステバル補助金)一千十八万円を計上しております。 土木費においては、長崎地区土地区画整理事業費負担金の内定による事業費四千三百万円及び同事業の県に対する負担金二百八十二万六千円等を計上しております。 教育費においては、南部地域公民館の実施設計委託料六百八十六万七千円及び文化会館の暖房用温水ボイラーの破損による取りかえ工事費四百三十五万円等を計上しております。 以上、一般会計補正予算案の概要を申し上げましたが、補正額は一億七千九百九十万円となり、これを既定予算に加えますと一般会計の総額は百八十九億二千百四十一万五千円となります。 平成九年度国民健康保険事業特別会計においては、歳入では、保険税は本年度から資産割課税を廃止することにいたしておりますが、それを適用した現年課税分の実賦課見込みが出たことによる減額、保険税収納率向上特別対策事業費国庫補助金及び療養給付費交付金を計上しております。また、繰越金は一億七千万円を追加計上しておりますが、出納閉鎖に伴う八年度決算見込みでは繰越金が二億七千四百二十四万四千円となりますので、既計上分を差し引いた差額一千四百二十四万四千円については、後日計上させていただきます。歳出では、保険税収納率向上特別対策事業費の計上と老人保健拠出金の減額及び予備費を追加しております。 このほか、提案いたしております各単行議案につきましては、提案の際に詳細に御説明させていただきます。 よろしく御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。 なお、任期満了による助役、収入役及び
監査委員の選任に係る人事案件並びに能代市火葬場建設工事(建築主体工事)の請負契約につきましては、追加提案する予定でありますので、よろしくお願いいたします。
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○議長(
大倉富士男君) 本日はこれをもって散会いたします。 明十二日から十五日までは休会とし十六日、定刻午前十時より本会議を再開いたします。 午後三時八分 散会...